明日から７月。年を重ねると振り返る時の流れは早くなる気がします。
早いもので１年の折り返し地点です。
今月・来月は夏休みになり、キャンプもハイシーズンを迎えますね。
と、いう私も今月でキャンプを始めて丁度１年。そんな経験者ぶるほど年数は経験してはいませんが。

夏・秋キャンプで必須なのは「虫対策」
虫対策で一番最初に思いつくのは「蚊」じゃないでしょうか。
蚊取り線香入れで、ちょっといい感じのものを見つけました。

渡辺金属工業の蚊遣りオバケツ。

一般的な蚊取り線香ケースと違い、雨が降っても蚊取り線香が消えない。これが気に入って買ってみました。
昨年、SPHQで雨だったのでタープしたで過ごしたら、ブヨに大量に噛まれた。この記憶が強いからかもしれません。

蓋を回すと、煙を排出する穴が開きます。

穴からだけ煙が排出されるので、効果的に煙が拡散するような気がします。

穴を閉じることもできます。

穴を閉じることで、蚊取り線香を自然消火することができます。
寝る前に蓋を閉じれば、火が消えますので安心です。これは自宅で使う人には地味ですが、非常にありがたい機能です。
蚊取り線香ケースで火が自然と消せるものは、自分が知る限りでは見たことがありません。

蚊遣りバケツは二層式になっていて、上段は蚊取り線香を置くスペースです。

写真では普通サイズの蚊取り線香ですが、大型の蚊取り線香でも使用可能です。
蓋をしてロックをかけた状態で持ち上げると、この上段部分が外れます。

上段部分が外れたら、かなりの収納スペースができます。

蚊取り線香と森林香、各１０巻が２つ、一般的な蚊取り線香ケースと森林香用のケースが収納できます。

メーカーさんの紹介では上段を外して、手を汚さずに灰が捨てられると紹介がありますが、たしかにこれもポイントかもしれません。
意外にいいなと思ったのが、蚊取り線香を使うとケースに付着したヤニの臭いが気になることがあります。
ケースをジップロックに入れて保管しても、やはり臭います。
このオバケツに入れておいたら、蓋をすれば自然と火が消えるくらいですので、保管時のヤニの臭いはかなり軽減されたような気がします。

少し大きいかなと思いましたが、個性的であり、実用的でもあり、なかなか面白い蚊取り線香入れです。
姫路の会社の職人さんが作っているようで、値段もいいですが、モノも満足できるいい仕上がりです。