焚火時間を充実するギア。
焚火台、火バサミ、ハンガーなど色々ありますが、火吹き棒もその１つ。
スノーピークからやっと火吹き棒が発売されました。
自作を含め3本の火吹き棒を使っていますが、さらに1本追加です。

火吹き棒は1本ものもありますが、自作を除き分割と収縮タイプのものを使っています。

収納タイプはグリーンメイプルのファイヤーブラスターを持っています。

かなりコンパクトになり、吹き込み口も木製なので冬場に使うときに唇が冷たくなることはありません。

分割式は野良道具製作所の野良ブラスター。

真鍮製で重厚感があり、１節30cmで３節なので火から離れて使うことができます。
見た目の良さは所有欲を十分に満たしてくれますが、真冬だと唇に氷をくっつけるような冷たさがあります。


1本ものは継ぎ目がない分、吹き込む息が漏れないので無駄がないのが長所である反面、長くなるため火バサミなどと一緒に収納することができません。
一本ものよりも分割、収納式の方が他の焚き火関連ギアと一緒のケースに纏めてやすいので、このタイプを選んでいます。


火吹き棒を繋ぐのはネジ式ではなく、嵌め込みです。

差し込む時は、まだ新しいということもありますが、やや力を入れないと奥まで差し込むことはできませんでした。
２つのゴムパッキンがあり、息漏れを防いでいるものと思われます。


そして、案外便利なのがフックです。

十手のような感じですが、ハンガーなどにさっと掛けられます。

私が使っているハンガーに引っ掛けると、バランス良く直立したのは驚きでした。
火吹き棒の多くはストラップになっていますが、これだとS字フックなどに掛ける動作が案外面倒で、そのうち転がしておくことが多くなっていました。
このフックのサイズと高さが絶妙で、他の火吹き棒と比べ使い勝手が数段上になります。


そして地味にありがたいし、関心したのがケース。
単に袋ではなく、しっかりしたスノーピークらしいケースが付属されています。
さらに裏はスノーピークの火バサミを収納できるポケットまでついています。

商品発表の時には、確かケースまでは写真になかったと思いましたので、これには本当に感心しました。


そしてファイヤーブラスターあるあるが、使っている時に間違って吸ってしまうこと。
スノーピークの火吹き棒は吸い込みに対し弁で遮断する逆止弁がついています。
逆止弁があるファイヤーブラスターはなかなか見かけないので、お子さんにも安心して使える点では他の製品よりも優れている点です。

金額は火吹き棒としては高い部類に入りますが、使い勝手などを考えるとこの値段で妥当と思うほどです。