Fb.ストーブとはじめてのまきちゃんの比較
昨年末にmyX(マイクス)で旧型のFb.ストーブの展示品がセール販売されていたので、ついつい衝動買いをしてしまいました。
ドッペルギャンガーの「はじめてのまきちゃん」も所有して、薪ストーブ2台持ちっていうのは、ある種「変態」ですね。
価格帯がU3万のストーブ比較になりますので、薪ストデビューを考えている方にこの2つのストーブの印象をお伝えしたいと思います。
【はじめにご注意いただきたい点】
「はじめてのまきちゃん」も数回、「Fb.ストーブ」は1回しか使っていません。
あくまでもファーストインプレッション的なものとなります。
今後、使っていくうちに印象やら使い勝手の思いが変わるかと思います。
なお、Fb.ストーブは旧型モデルのS50(ガラス無しモデル)となります。
【収納・積載性】
コンパクト・軽量さを求めるなら、絶対的にFb.ストーブとなります。
Fb.ストーブにはキャリングケースは付属としてありませんが、スノーピークのマルチコンテナLに入れることができます。

蓋は閉めることはできませんが、Fbストーブ付属の固定ベルトで縛ると持ち運びは可能です。
煙突ガードなどを入れるなら、WILD-1で売っているQualzの大型収納バッグMがおすすめです。
収納バッグMには薪ストに使うもの一式を収納しました。

収納したのは、Fbストーブ・G-stove用煙突ガード・スノーピーク焚火ツールセット・革手袋等です。
このセットでも「はじめのまきちゃん」の総重量13kgよりも軽いです。
一方、はじめてのまきちゃんはキャリングケースが付属され、チャックを一部閉めないなら上記のセットを入れることはできます。
煙突などの薪スト本体に使用するパーツは、両モデルともに本体に収納することができます。
【拡張性】
両モデルともに標準では煙突は縦方向のみです。
Fb.ストーブはオプションでエルボ接続パイプを購入すると煙突を横引きにすることができます。

写真のエルボと本体にあるパイプ部分がオプションパーツとなります。
はじめから横引きしか使わないならば、注文時にノーマルパーツと交換でエルボ接続パイプにすることができるようです。
テントを複数所有している、横引き縦引き両方使えるテントならばオプションで買われた方がいいかもしれません。
S50ガラスなしモデルを後でガラス付きにしたいと思った時に、片面・両面ガラスに変更できますので、この点も拡張性ありといえるかもしれません。
ただ多くの方は、はじめからガラス付きモデルを購入されるようです。
はじめてのまきちゃんは、小さいながらも耐熱ガラスがあり、必要なものがこのパッケージで完結しているので拡張性はありません。
この小さくても耐熱ガラス付なのが、私の場合ははじめてのまきちゃんの購入の決め手でした。

【イニシャルコスト】
テント内で使用する場合、両モデルとも絶対に買い足す必要のあるものが煙突ガード(幕避け)です。
もちろん、その他に一酸化炭素警報機などが必要となりますが、薪ストーブとしてのイニシャルコストで優位に立つのは、はじめてのまきちゃん。
私の場合、煙突を1本追加購入し、本体価格に煙突1本(1,000円)のみです。
(以前、ブログで紹介した煙突トップの改造などは今回のコストには含んでいません。)
一方、Fb.ストーブは標準で煙突が1本ですので、テント内で使用するためには最低1本追加する必要があります。
私の場合は煙突2本とエルボ接続パイプを追加しましたので、本体価格に1万円程度の追加となります。
注文時にガラス付きモデルにした場合、価格面でははじめてのまきちゃんとの比較対象となり得ません。
ガラス付きモデルの場合は、おそらくG-stoveのXLが比較対象モデルになるかなぁと思います。
【燃焼効率】
燃焼効率はFb.ストーブが上です。
ただ、燃焼効率が高い=薪の使用量が増えることとなります。
この対策でダンパーがありますので、燃焼を抑えることができます。
薪ストーブはだいたい夜は17時頃から23時前。朝は6時くらいから7時半頃まで薪を入れます。
約8時間程度の使用ではじめてのまきちゃんの場合、薪を2束半程度の使用です。
一方、Fb.ストーブは前回、途中で2時間ほど使用しない時がありましたが、3束程度の使用でした。
連続使用だと1束くらいは多く使うかと思います。
ダンパーを常時開放状態で使用した場合、さらに薪の使用量は増えると思われます。
煙突が赤くなるほどの燃焼はともに同じです。


Fbストーブはこの状態でダンパーを開放すると、煙突から火柱が上がりました・・・。
【幕内の温度】
まず同一のテントと外気温ではないので、単純比較ではありません。
また薪ストーブと武井ストーブの併用での温度となります。
サーカスTCとはじめてのまきちゃん・武井ストーブの併用
幕内の最高気温は32度。
メガホーン3とFb.ストーブ・武井ストーブとの併用
幕内の最高気温は21度。
温度計はともに地上からの高さ60cmくらいの場所に設置しました。
武井ストーブを使用しない時間(就寝前と起床時)に薪ストーブのみを使用した場合、体感的に少し暖かいかなと思うのははじめてのまきちゃん。
火をつけても肌寒さを感じてしまったのがFb.ストーブです。
燃焼効率の割に温度が上がらないのがFb.ストーブとなりました。
【火の粉リスク】
まだ1回しか使用していないFb.ストーブとの比較だと公平性はありませんが、何度かテントの外へ出て煙突を見ると火の粉が飛んでいたのを確認できなかったのが、Fb.ストーブです。
本体に中子があるFb.ストーブは火の粉対策があるので、テントの穴あけリスクを考えるとFb.ストーブは大変優れていると思います。
はじめてのまきちゃんは、中子がありませんので火の粉が飛び、自己流で対策する前は使用するたびにテントに穴が開きました。
【メーカーの対応】
実は両モデルとも納品時にたまたま不具合がありました。
はじめてのまきちゃんは、耐熱ガラスの端が欠けていました。

Fb.ストーブは扉の蝶番の溶接が剥がれ、扉が外れていました。

工業製品である以上、故障や破損はある程度はやむを得ないところがあります。
運悪く薪ストーブは両方とも不具合製品に当たってしまいました。
両社ともサポートは原則メールでのやりとりでしたが、両社とも24時間以内に返信、部品の交換の発送をしていただきました。
発送前、後のフォローなど製品の不具合は不幸でしたが、それを忘れるほどの対応力です。
これを当たり前と思うかはそれぞれですが、両社ともにとても素晴らしかったです。
企業規模は違う両社ですが、両社のサポート力はかなり優れている印象をもちました。
【どちらがBEST BUYなのか?】
Fb.ストーブS50は廃番品ですので、おそらく在庫限りで入手は困難かと思います。
現行モデルではガラスなしモデルは販売されておらず、片面または両面ガラス付となり旧モデルのガラスなしモデルと比べ金額は倍以上となります。
薪ストを初めて買う人にはかなりの勇気が必要な金額です。
一方、はじめてのまきちゃんは現行品でオールインワンモデル。しかも実勢価格でU3万円。
もちろん、これよりも安い薪ストーブはありますが、薪スト入門モデルとしてははじめてのまきちゃんを推します。
暖かさなどの薪スト本来の実力もU3万円という縛りだと、はじめてのまきちゃんかと思います。
ただ、それだけ推していてもなぜ追加で薪ストを購入したのか?です。
使っていくうちに火の粉や拡張性などでどうしても限界を感じるのが、はじめてのまきちゃんでした。
U10万円までの予算枠だと、おそらくはじめてのまきちゃんは候補に挙がらないかと思います。
商品名のとおり、薪ストーブを初めて買うのに、まず薪ストを知りたく、煙突は縦だしのみで使用するならはじめてのまきちゃんがBEST BUY。
煙突の横引き使用をする、回り道をしないで一気に満足するものを買いたいなら、現行のFb.ストーブNEOやG-stoveかと思います。
車載の容量を気にしないなら、さらに選択肢が増えます。
ただ、これを言っては元も子もないのですが・・・
薪ストーブを暖房として使えるのは、あくまでも起きている時だけです。薪を次々に焼べないと当然火は消えてしまいます。
換気をきちんとする前提であれば、フジカを買って夜通し火をつけていた方が、朝の幸せ感は高いかと思います。
ドッペルギャンガーの「はじめてのまきちゃん」も所有して、薪ストーブ2台持ちっていうのは、ある種「変態」ですね。
価格帯がU3万のストーブ比較になりますので、薪ストデビューを考えている方にこの2つのストーブの印象をお伝えしたいと思います。
【はじめにご注意いただきたい点】
「はじめてのまきちゃん」も数回、「Fb.ストーブ」は1回しか使っていません。
あくまでもファーストインプレッション的なものとなります。
今後、使っていくうちに印象やら使い勝手の思いが変わるかと思います。
なお、Fb.ストーブは旧型モデルのS50(ガラス無しモデル)となります。
【収納・積載性】
コンパクト・軽量さを求めるなら、絶対的にFb.ストーブとなります。
Fb.ストーブにはキャリングケースは付属としてありませんが、スノーピークのマルチコンテナLに入れることができます。

蓋は閉めることはできませんが、Fbストーブ付属の固定ベルトで縛ると持ち運びは可能です。
煙突ガードなどを入れるなら、WILD-1で売っているQualzの大型収納バッグMがおすすめです。
収納バッグMには薪ストに使うもの一式を収納しました。

収納したのは、Fbストーブ・G-stove用煙突ガード・スノーピーク焚火ツールセット・革手袋等です。
このセットでも「はじめのまきちゃん」の総重量13kgよりも軽いです。
一方、はじめてのまきちゃんはキャリングケースが付属され、チャックを一部閉めないなら上記のセットを入れることはできます。
煙突などの薪スト本体に使用するパーツは、両モデルともに本体に収納することができます。
【拡張性】
両モデルともに標準では煙突は縦方向のみです。
Fb.ストーブはオプションでエルボ接続パイプを購入すると煙突を横引きにすることができます。

写真のエルボと本体にあるパイプ部分がオプションパーツとなります。
はじめから横引きしか使わないならば、注文時にノーマルパーツと交換でエルボ接続パイプにすることができるようです。
テントを複数所有している、横引き縦引き両方使えるテントならばオプションで買われた方がいいかもしれません。
S50ガラスなしモデルを後でガラス付きにしたいと思った時に、片面・両面ガラスに変更できますので、この点も拡張性ありといえるかもしれません。
ただ多くの方は、はじめからガラス付きモデルを購入されるようです。
はじめてのまきちゃんは、小さいながらも耐熱ガラスがあり、必要なものがこのパッケージで完結しているので拡張性はありません。
この小さくても耐熱ガラス付なのが、私の場合ははじめてのまきちゃんの購入の決め手でした。

【イニシャルコスト】
テント内で使用する場合、両モデルとも絶対に買い足す必要のあるものが煙突ガード(幕避け)です。
もちろん、その他に一酸化炭素警報機などが必要となりますが、薪ストーブとしてのイニシャルコストで優位に立つのは、はじめてのまきちゃん。
私の場合、煙突を1本追加購入し、本体価格に煙突1本(1,000円)のみです。
(以前、ブログで紹介した煙突トップの改造などは今回のコストには含んでいません。)
一方、Fb.ストーブは標準で煙突が1本ですので、テント内で使用するためには最低1本追加する必要があります。
私の場合は煙突2本とエルボ接続パイプを追加しましたので、本体価格に1万円程度の追加となります。
注文時にガラス付きモデルにした場合、価格面でははじめてのまきちゃんとの比較対象となり得ません。
ガラス付きモデルの場合は、おそらくG-stoveのXLが比較対象モデルになるかなぁと思います。
【燃焼効率】
燃焼効率はFb.ストーブが上です。
ただ、燃焼効率が高い=薪の使用量が増えることとなります。
この対策でダンパーがありますので、燃焼を抑えることができます。
薪ストーブはだいたい夜は17時頃から23時前。朝は6時くらいから7時半頃まで薪を入れます。
約8時間程度の使用ではじめてのまきちゃんの場合、薪を2束半程度の使用です。
一方、Fb.ストーブは前回、途中で2時間ほど使用しない時がありましたが、3束程度の使用でした。
連続使用だと1束くらいは多く使うかと思います。
ダンパーを常時開放状態で使用した場合、さらに薪の使用量は増えると思われます。
煙突が赤くなるほどの燃焼はともに同じです。


Fbストーブはこの状態でダンパーを開放すると、煙突から火柱が上がりました・・・。
【幕内の温度】
まず同一のテントと外気温ではないので、単純比較ではありません。
また薪ストーブと武井ストーブの併用での温度となります。
サーカスTCとはじめてのまきちゃん・武井ストーブの併用
幕内の最高気温は32度。
メガホーン3とFb.ストーブ・武井ストーブとの併用
幕内の最高気温は21度。
温度計はともに地上からの高さ60cmくらいの場所に設置しました。
武井ストーブを使用しない時間(就寝前と起床時)に薪ストーブのみを使用した場合、体感的に少し暖かいかなと思うのははじめてのまきちゃん。
火をつけても肌寒さを感じてしまったのがFb.ストーブです。
燃焼効率の割に温度が上がらないのがFb.ストーブとなりました。
【火の粉リスク】
まだ1回しか使用していないFb.ストーブとの比較だと公平性はありませんが、何度かテントの外へ出て煙突を見ると火の粉が飛んでいたのを確認できなかったのが、Fb.ストーブです。
本体に中子があるFb.ストーブは火の粉対策があるので、テントの穴あけリスクを考えるとFb.ストーブは大変優れていると思います。
はじめてのまきちゃんは、中子がありませんので火の粉が飛び、自己流で対策する前は使用するたびにテントに穴が開きました。
【メーカーの対応】
実は両モデルとも納品時にたまたま不具合がありました。
はじめてのまきちゃんは、耐熱ガラスの端が欠けていました。

Fb.ストーブは扉の蝶番の溶接が剥がれ、扉が外れていました。

工業製品である以上、故障や破損はある程度はやむを得ないところがあります。
運悪く薪ストーブは両方とも不具合製品に当たってしまいました。
両社ともサポートは原則メールでのやりとりでしたが、両社とも24時間以内に返信、部品の交換の発送をしていただきました。
発送前、後のフォローなど製品の不具合は不幸でしたが、それを忘れるほどの対応力です。
これを当たり前と思うかはそれぞれですが、両社ともにとても素晴らしかったです。
企業規模は違う両社ですが、両社のサポート力はかなり優れている印象をもちました。
【どちらがBEST BUYなのか?】
Fb.ストーブS50は廃番品ですので、おそらく在庫限りで入手は困難かと思います。
現行モデルではガラスなしモデルは販売されておらず、片面または両面ガラス付となり旧モデルのガラスなしモデルと比べ金額は倍以上となります。
薪ストを初めて買う人にはかなりの勇気が必要な金額です。
一方、はじめてのまきちゃんは現行品でオールインワンモデル。しかも実勢価格でU3万円。
もちろん、これよりも安い薪ストーブはありますが、薪スト入門モデルとしてははじめてのまきちゃんを推します。
暖かさなどの薪スト本来の実力もU3万円という縛りだと、はじめてのまきちゃんかと思います。
ただ、それだけ推していてもなぜ追加で薪ストを購入したのか?です。
使っていくうちに火の粉や拡張性などでどうしても限界を感じるのが、はじめてのまきちゃんでした。
U10万円までの予算枠だと、おそらくはじめてのまきちゃんは候補に挙がらないかと思います。
商品名のとおり、薪ストーブを初めて買うのに、まず薪ストを知りたく、煙突は縦だしのみで使用するならはじめてのまきちゃんがBEST BUY。
煙突の横引き使用をする、回り道をしないで一気に満足するものを買いたいなら、現行のFb.ストーブNEOやG-stoveかと思います。
車載の容量を気にしないなら、さらに選択肢が増えます。
ただ、これを言っては元も子もないのですが・・・
薪ストーブを暖房として使えるのは、あくまでも起きている時だけです。薪を次々に焼べないと当然火は消えてしまいます。
換気をきちんとする前提であれば、フジカを買って夜通し火をつけていた方が、朝の幸せ感は高いかと思います。
この記事へのコメント
こんにちは。
テントに何度も穴があいたとおっしゃていたのは、サーカスTCですか。まきちゃんとサーカスの組み合わせでキャンプに行く予定なのですが、対策なしではやっぱりダメですかね。薪の種類とかも関係ありますか。針葉樹とか広葉樹とか。
テントに何度も穴があいたとおっしゃていたのは、サーカスTCですか。まきちゃんとサーカスの組み合わせでキャンプに行く予定なのですが、対策なしではやっぱりダメですかね。薪の種類とかも関係ありますか。針葉樹とか広葉樹とか。
まきちゃんさん
こんにちは。
穴が開いたのはまきちゃんとメガホーン3 両方です。
薪は広葉樹のみを使っています。
煙突を1本追加して、本体の下にはフィールドラックを置き、トップはサーカスよりも高くしたのですが、やっちゃいましたねぇ
薪ですが、針葉樹のみだとおそらくいくらあっても足りないかもしれませんので必然的に広葉樹になってしまいます。
たまに外へ出て煙突を眺めていると、火の粉が出て来ますから対策は講じたほうがいいかと思います。
トップを加工するなど、工夫を楽しむのも悪くないですよ。
こんにちは。
穴が開いたのはまきちゃんとメガホーン3 両方です。
薪は広葉樹のみを使っています。
煙突を1本追加して、本体の下にはフィールドラックを置き、トップはサーカスよりも高くしたのですが、やっちゃいましたねぇ
薪ですが、針葉樹のみだとおそらくいくらあっても足りないかもしれませんので必然的に広葉樹になってしまいます。
たまに外へ出て煙突を眺めていると、火の粉が出て来ますから対策は講じたほうがいいかと思います。
トップを加工するなど、工夫を楽しむのも悪くないですよ。