5月に行ったamanayuキャンプ場へ再訪してきました。


前回の帰りに管理人さんから「秋は紅葉がきれいですよ」と言われ、紅葉キャンプへ行くにはこの週末が一番いいと思い、久々に連絡をしたところ、狭いサイトで空きがあるとのことで、そこを利用させていただきました。

狭いのはあくまでもamanayuキャンプ場基準での広さで、テントとタープを張ると焚火スペースが限られるので「狭い」としているようです。
感覚的にはタシークも十分張れる広さで、いい意味で拍子抜け。


利用初日は11月なのに平地では25度前後まで気温が上がり、キャンプ場のある武川でも昼間は上着いらずの暖かさ。
薪ストーブの延長煙突が中折れするトラブルで想定以上に設営時間がかかったものの、設営後はとりあえず何もせずのんびり過ごす。これが最大の贅沢な時間です。

今年の夏の暑さで葉が紅くなる前に散ってしまうものも多かったとのことですが、遠目で見る分には程よい感じでした。


サーカスTCの前をフルオープンにしたままで、15時過ぎで19度。

寝る前まで結局、前をフルオープンで過ごしました。


amanayuキャンプ場は今では数少ない直火が楽しめるキャンプ場です。
今回焚火をする予定はなかったので焚火台を持参していかなかったのですが、やはりキャンプの醍醐味は焚火なり。
初めての直火をやってみました。
サイト周りには程よいサイズの石があるので、それを組んでいき焚きつけに牛乳パックで着火。


今回は完全に観賞用の焚火ですので、直火の雰囲気と竃を作る手間を楽しむことができました。

直火を初めてやって面白いと思いましたが、なかなか出来る場所がないので貴重な体験でした。


焚火を鑑賞するためにサーカスTCの前を開けっ放しで過ごせたのは、Fb.ストーブ


そして、燃焼筒を変えたタクードの暖房W配置のおかげかもしれません。



最近のキャンプ飯はすっかり鍋が定番となっていますが、今回はスノーピークのビッグシェラカップを使ってのすき焼き。

地元で肉とキノコ類は買ってきたのですが白菜が売り切れて、韮崎ICの近くにあるオギノで白菜を購入したついでに馬肉も購入。

この量でこの値段。処分前の価格でも都内ではこの値段で買える店はないのではないでしょうか。
牛肉の後に馬肉を投入。
食事中にオーナーさんが来たので、少しつまんでもらいつつ、いろいろと話をして面白い時間を過ごすことができました。


寝る前にサーカスTCの前20cmほど開けた状態にし、換気対策を講じて20分後の幕内温度は27度

この時に外へ出たら吐く息が若干白く、昼間とは一転気温が下がっていましたが、薪ストもタクードも火力を絞って幕内ではこの温度。


タクードの火力を絞って一晩中点けて、朝の幕内温度は16度弱

この温度の感覚で外へ出たら、メチャクチャ寒かったです・・・。

朝食も定番の中華まん。



翌日も雲ひとつないいい天気。
朝食を済ませ、徐々に撤収作業を開始します。

やはり薪ストーブがあると撤収手間が大きく増えます。


amanayuキャンプ場の奥側は木陰になり終日ほぼ陽が当たらないサイトが多いかったです。

今回はスカートの自然乾燥ができず、湿気を拭き取って処理しましたが、乾燥のため幕を地面に広げたら地面からの湿気で多く幕全体が若干湿気ったので想像以上に地面の水分が抜けていない感じでした。


乾燥中に昨晩の直火で掘った穴の灰を取り除き、穴を埋め、石をサイトの隅に戻しておきます。



前回amanayuキャンプ場を利用したときは第一次プレオープンでしたが、あれから半年経ち当時林だった場所もサイトに変わっていました。
奥側は通路に庭園灯の設置もなく、夜になると暗くなりますので、雰囲気重視なら奥側のサイトがいいかもしれません。
今回増えた施設は薪棚。

伐採した木を薪にしているので、薪は利用料込みで常識的な量を使い放題です。
大量に使う場合は自分で切り出すセルフ薪を利用することができるそうです。

薪を割るのにキンクラも用意されています。


地元野菜と米の販売もしていました。



オシャレなキャンプ場ゆえ全般的にオシャレなサイト造りの方が多かったです。
全般的にマナーのよい利用者ばかりで気持ちよく利用できる貴重なキャンプ場だと思います。