初めて行ったキャンプ場は自分の備忘録的に毎回書いている施設編。
今回は先日行った黒坂オートキャンプ場です。

黒坂オートキャンプ場は場内に公道があり、その公道を境に第１・第２キャンプ場に分かれています。
受付棟は第１キャンプ場入口にあります。


受付棟の手前・奥側にもサイトがあり、道幅も狭いので車は受付棟の坂の下の駐車場に車を止めて、歩いて受付をします。

駐車場から受付棟までは歩いても１分もかからない距離です。
駐車場は区画も整地もされていません。常識的に整然と止めれば問題はないですが、到着時に空いているからと適当に駐めるとチェックインの人が重なると狭い公道に車が並ぶことになりそうです。

シャワーは管理棟の向かいにあります。

５分200円、子どもと一緒だと300円をシャワー室前のお金入れでの支払いとなりますので、小銭の用意が必要です。
シャワーは５分連続式か途中で中断している間は時間が止まる方式かは不明です。


今回利用したサイトは第1キャンプ場で第２キャンプ場との境にある公道沿いでした。

キャンプ場HPの場内mapではこのサイトはありません。
この一角は４サイトあり、一番奥は甲府市街を見ることができ、夜景を楽しむことができます。
隣接する公道から見た市街地がこのような感じです。

奥のサイトは公道よりも高台にあるので、ほぼ一望できるかと思います。
この公道はほとんど交通量はありませんが、第1キャンプ場から第２キャンプ場へ渡る、車を出す時に見通しが悪いので注意が必要です。


ちなみに私が利用したサイトは一番手前でしたので、隣に利用者がいると夜景は見ることができませんでした。
第２キャンプ場の炊事場・トイレを利用するには、このサイトの手前が人用の通路になっているので便利はいいです。


ただ、この一角のサイトに車で入るには公道からかなり鋭角に曲がり、その後に坂と轍の道となります。

FF車だとスリップ、荷物を満載した状態だと普通の車でもフロントバンパー、車底を擦る感じです。

キャンプ場内を歩いてみましたが、第２キャンプ場の公道沿いを除きほぼ林間サイトでした。
多くのサイトが木々に囲まれ気持ちいい反面、樹液や幕の乾燥に時間がかかります。
２家族用サイトもありグルキャンの方が使っていましたが、車２台にコールマンのドームテントクラス２張りとタープ１枚で快適使用サイズと思われます。
ランドロック、リビシェルロングクラスを２張に車２台はおそらく張れません。
サイトによって大小、変形型、サイト内に樹木や切り株があったりと、レイアウトに苦労する場所もありました。
土が多いサイトですので、テント付属の金属ペグでも問題ないかと思います。


第２キャンプ場の炊事場です。

水道は４箇所、水のみで給湯施設はありません。
炊事場には鉢植えのハーブがあり、自由に使っていいとのことでした。
ハーブがいつもあるかはわかりませんが、料理を楽しむ人には面白いサービスかと思います。

炊事場の横で薪と炭の販売があり、代金はお金入れに入れての支払い。薪、炭とも500円で薪は広葉樹の薪でした。
第２キャンプ場を利用すると管理棟まではちょっと歩きますので、この無人販売はありがたいです。


炊事場の並びに灰炭捨てとゴミ捨て場があります。

ゴミは生ゴミのみ捨てられます。
灰炭捨てとゴミ捨てが同じ場所でペール缶が置いてだけなので、灰炭が入っていないペール缶にゴミを捨てられていました。
これが正しいのかはわかりませんが、無意識にペール缶に入れると燻った炭が入っているなんてこともあるかもしれませんので、確認のうえ捨てないと危ないかと思います。


炊事場の正面がトイレ棟です。

正面右が女性用、左側が男女兼用となります。
女性用はわかりませんが、男女兼用のトイレは洋式の個室が２つ。個室に入る時は個室内のスリッパに履き替えます。
トイレはいわゆる「ウォッシュレット」ではありません。
おそらく女性用も同じかと思われます。
男女兼用のトイレの脇にある柵の内側は男性用小便器になります。
第１キャンプ場のトイレ状況はわかりませんが、キャンプ場のHPにある施設のページを見ると「和・洋式」とありますので、第１キャンプ場のトイレは和式があるかと思われます。


キャンプ場の近くは桃などの果樹畑があり、獣対策なのか空砲がおおよそ１時間に1度、21時か22時くらいまで鳴っていました。
農村へ行けば珍しいことではありませんので、空砲は特に気になりませんでしたが、小さいお子さんや動物を連れてきている方が近くにいるとこの音に驚いて泣く、吠えていましたので、それが気になる方はやや難かもしれません。

私が利用した日は週末で満員でしたが、たまたま客層がいいのか、それともキャンプ場特有の客層なのか程よい時間を過ごせる環境でした。
受付をしてそのあとは自由に設営するキャンプ場は、ゴミやら薪や炭の燃えかすが散らばっていることもありますが、こちらは予めキャンプ場側が場所を指定するからか、サイト内もきれいでした。

値段もソロ１泊で2,000円と良心価格です。
真夏にこの周辺は頻繁に行きますが、かなり暑いですので夏場の利用はちょっと覚悟が必要かもしれません・・・。