先日行ったTINY CAMP VILLAGEでは、今年新設されたタイニーサイトを利用しました。
昨年までは赤いトイレ棟までがキャンプサイトでしたが、今年からさらに奥に5m四方のサイトが増設されました。
このサイトの使い勝手等をご紹介したいと思います。

従来のオートサイトの奥にコンクリ打ちの地面で川側が少し土の状態の場所があります。
この土の部分がタイニーサイトとなります。


ソロや小型テントを対象としていますが、張り綱をペグダウンすることを考えると張れるテントは限定されます。
設営できる場所はやや変形なので、横長のペンタだと後方両サイドのペグダウン位置がコンクリ部分になり、位置を２回修正する始末。


今回、ペンタとポンタで設営しましたが、この２つの組み合わせでペグダウンをすると境界ギリギリになりました。


こちらのサイトでテントとタープを両方使うのは、結構難易度が高いかと思いました。
ペンタ・ポンタとソロ用のタープ２張りでギリギリ。アメドSとペンタの連結張りでサイト内に対角線上に張って設営できるかなぁという印象です。

ちなみに陽当たりですが13時過ぎに到着した時点でサイト内は木陰。
しかし朝は７時には陽が当たり始めます。
コンクリの部分は９時過ぎまでは影となっています。

こちらのサイトは他のオートサイト料は同一ですが、タイニーサイトは車の乗り入れができないため駐車料金がかかりません。
車はジグハウス（管理棟）裏の駐車場に止め、ここから荷物を搬入出します。

搬入出用のカートがありますのでそれを借りるか、自前のカートを持ってくるかになります。
今回は貸出カートは使わず、キャンプ中の荷物入れを兼ねてアウトドアワゴンを持参しました。
カートをお持ちの方は持参した方が、収納を兼ねるのでオススメです。
場内の入り口から２つ目・３つ目にサイト横の通路が上り坂となりますので、コールマンのアウトドアワゴンのような引くカートはややきつい感じです。

周囲の環境ですが、トイレ棟の近くになるのでトイレは便利ですが、水場は管理棟のみですので遠くなります。
隣接するオートサイトとの目隠しになるものがないので、川側を前室にする設営がベターかと思います。
また、搬入出の時に隣のオートサイトを必然的に横切るので、挨拶と了承は得た方が無難です。
搬入出以外の時はトイレ脇の通路を使う配慮は必要かもしれません。

タイニーサイトだけではないかと思いますが、サイトの２面が林と川になるのでブヨが多いです。
今回、腕、足、背中合わせて20箇所近く喰われました・・・。
ただ、ホタルの季節ではこのサイトが一等地になるようです。
サイト脇に流れる小川が２本、森となるのでサイト内からホタル見物ができるとのこと。


ここを利用する場合は、荷物は少なく、テントも小型。
どちらかと言えば、ツーリングキャンプ向けのサイトかと思われます。
ただバイクも車同様、サイト内に横付けすることはできません。
やや設営に工夫がいりますが、これを楽しめるという方向けのサイトかと思います。
その分、川側に前室を向けて設営すると、このキャンプ場で一番自然を感じることができる面白いサイトでもあります。