先日利用したThe Camp & Garden AMANAYUの施設を紹介したいと思います。
※こちらのキャンプ場は６月３日までプレオープン営業、その後オープニングの準備をし７月中旬頃に本格営業となります。
ここで紹介している状況は、プレオープン時点です。

場所は三景園・Foresters Village Kobittoの対岸に位置します。
「神代桜」方面からこれらのキャンプ場へ行かれたことのある方ですと、橋を渡って右手に「フレンドパークむかわ」がある交差点を左折するかと思いますが、この橋の100mほど手前を左折します。
舗装から砂利道になったところで右手側に、入り口にドラム缶に鹿の角を乗せたオブジェがあるのがThe Camp & Garden AMANAYUです。


入り口の右手側に受付棟があります。

受付棟はまだ未完成という管理人さんの意向により撮影しておりません。
ウッドデッキが施され、大きな窓があり、ここから飲み物等を販売するのかなぁという設えです。

こちらのキャンプ場は３つのゾーンでそれぞれのコンセプトがあります。

The Camp & Garden AMANAYUのランドマーク的施設がエアストリーム。
エアストリームは２台あり、これがあるゾーンのコンセプトは「庭」

親子三代での利用をイメージし、おじいちゃん・おばあちゃんはエアストリーム、父親・母親・お子さんはエアストリーム前でテント泊。
食事はエアストリーム前でBBQを囲んで過ごすというのを想定しています。

エアストリームには寝具が準備されて、外に給湯器っぽいのがあったのでお湯が使えそうです。

エアストリームのある「庭」ゾーンには炊事場・トイレ・シャワーの設備があります。
まず炊事場です。

水場は４つ。それぞれお湯がでます。ヤシの実洗剤が常備されています。
特筆すべきことは、こちらの水は地下50mから汲み上げた地下水だそうです。
所在地は「武川町」ですが、数km先には南アルプス天然水で有名なサントリー白州工場があり、良質な水が出る土地です。
蛇口から水を出し、しばらくすると冷たい水が出て、一口飲むと本当に美味しい水でした。
設営・撤収中の水分補給やコーヒーを淹れる水に使いましたが、今まで利用したキャンプ場で水の美味さは１番と言ってもいいほどです。

トイレ・シャワー棟です。

向かって右側が女性用・左側が男性用になり、建物の裏側にシャワー室が３つあります。

トイレの入口

トイレの入口らしくない、オシャレ感がある入口です。
入口もオシャレ感があれば、トイレ内も当然オシャレ感があります。

ちなみに個室はウォッシュレット付です。

トイレ棟の裏側がシャワー室になります。



「庭」ゾーンを抜け、やや傾斜のある坂を登ったところにあるのが「森」をコンセプトにしたゾーンになります。
「庭」「森」の各サイトの通路沿いには庭園灯があり、夜間にトイレや炊事場に行くのにライト要らずです。


サイトの平均面積は150平米くらいだそうです。
平均的なキャンプ場では２家族共用で使用するほどの広さです。
車をサイト内に入れても、ランブリ２とエルフィールドヘキサProを設営してもかなり余る面積です。

各サイト内には電源があり、冬に営業すれば電気カーペットの使用ができそうです。
サイト内は土でかなり柔らかめです。風が強かったり、テンションをかけるとペグが抜けやすいかと思います。
最低でもソリステ30。タープを張るならソリステ40以上を使ったほうが無難かもしれません。

サイトはやや傾斜があり、車路に向かって高くなる傾斜となります。
雨による水捌けや水の流れはわかりませんが、雨が降った時の水の流れはやや心配な感じがします。

一番奥のサイトが訪問時にはまだ未完成ですが、奥は自然をコンセプトにした感じにされるようです。

7月の営業開始時には庭と森の２ゾーンで営業開始される予定だそうです。

朝、夕にブヨが発生しますので、ブヨ対策はしっかりすることをお勧めします。
まだ大丈夫と思っていたら２箇所噛まれました・・・。
キャンプ場の向かいは住宅がありますので、音はかなり節度を持つ必要があります。

本格営業時には今回紹介した内容と違う箇所が出てくるかもしれません。
現状の設備から今後の展開もかなり期待できるキャンプ場かと思います。
まだ、最終的な利用料金、プランなどの本格営業に関する情報は公表されていません。
三景園、kobittoに近接しているので、いろいろな意味で面白いキャンプ場になるかと思います。