フィールドファンで猛暑キャンプを快適に。

ぶーだん

2020年08月22日 18:27

昨年の夏からキャンプに扇風機を使い始めました。
マキタの扇風機が売り切れで、小型で当時話題になっていたルーメナーを使っています。
ルーメナーの今年のモデルからは風力がアップして首振り機能とリモコンが付いているようですが、昨年モデルもコンパクトで自分に風を当てる分には申し分はありません。

前回のキャンプで雨が降り、翌朝にリビシェルSに結露が出て、風力があって首振りの扇風機があれば・・・と強く感じました。
流石に家庭用のサーキュレーター式の扇風機をキャンプで使うのもと思っていたところに、いつも行くスノーピークのショップでフィールドファンの入荷の情報が入ったので、勢いで買ってみました。


フィールドファンはマキタの充電式ファン(CF102DZ)のOEM版であることは有名な話です。
定価では両方とも9,900円ですが、実売価格だとスノーピークは定価、マキタは2割弱程度の値引きで販売されている感じです。
両者の違いはファンカバーのカラーだけ。
カラーに特にこだわりや好みがなければ、マキタのCF102DZを買った方が本体は安く手に入ります。

両者ともに本体だけで充電池は別売です。
充電池は本体裏面に取り付ける構造です。

充電池を取り付けていない状態で目立たないようなカバーがあれば良いのですが、こんな感じで剥き出しではないのですが美しくはありません。


充電池で運用した方が裏面の見た目も良いですし、充電池を取り付けて運べば本体だけで使えるの荷物も少ないのですが、何せマキタの充電池は高いです。
マキタの工具を使っていてすでに充電池や充電器を持っていれば全く問題ないのですが、マキタの充電池を使う機器を持っている人の方が少ないはずです。
多くの方は充電池と充電器を買うと思いますが、2万円以上の支出となります。
純正ではないものだと当然安いのですが、社外のものは全てとは言えませんが粗悪なものもありますので、注意が必要です。

充電池以外でもAC電源でも使えますので、電源サイトで利用する分には充電池は必要ありません。
しかし、全てのキャンプ場に電源はありません。
荷物になりますが、マキタの純正充電池セットを買う予算でポータブル充電池を買って使う方が汎用性があります。
すでにポータブル充電池を持っていたので、これに繋いで使用しました。

Jackeryの容量の一番小さいバッテリーで、先日のキャンプで風量を中と強、首振りで7時間程度使用して他にもLEDランタンも使って、バッテリー残量が60%。
金額的にはマキタのバッテリーと充電器を買う値段と変わりないので、マキタ製品を他に使う予定がなければ、ポータブル電源の方がコスパは良いと思います。


フィールドファンを購入したのは、マキタのものよりもカラーが気に入ったこと。
そして首振りができ、ファンの角度を変えることができるためです。
風量はルーメナーの小型の扇風機とは当然ですが比べものにはなりません。
何度かキャンプ場で使用しましたが、このサイズから生み出す風量は満足以外ありません。
ファンの角度が変えられれば、冒頭にも書きましたが幕内に結露が出た時に、軽く拭き上げて風を当てれば乾燥が早いので、この金額を出しても私としては十分使えるものを買ったと思っています。

ファンの角度を変えるのは、ファンの横にあるボタンを押しロックを外します。


その後にファンを上方向に動かすことができます。

ファンを90度上へ向けることができますので、幕の天井部分の乾燥に役立ちそうです。
先日のキャンプでも若干結露が出たので、ファンを上向にして首振りにして結露取りに使いました。

冬であれば、首振りと向きを変えられるので薪ストーブの熱を幕内で対流させることができるサーキュレーターとしても使用できます。

フィールドファンの弱点というか気になった点は、先ほど書いたバッテリーの値段の他にファンの音が大きいことです。
ファンのサイズが小さいと回転音が気になるのは当たり前ですので、キャンプに持ち出す扇風機全てに言えることかもしれません。
音の感じ方は個人差が大きいので、私は然程気になりませんでしたが、可動している展示品があれば試してみた方がいいかもしれません。


フィールドファンの持ち運びですが、ネットを調べたらいくつか紹介されているブログを見つけました。
今のところ、新たに収納ケースとなるようなものを購入する予定はないので箱のまま持ち運びする予定です。
ただ箱をそのままで運ぶのは不便ですので、無印良品のジュートマイバッグがぴったり箱を収めることができたので、これに入れています。



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