焚火台に追加するだけで二次燃焼。FUBOU2

ぶーだん

2020年07月27日 20:46

薪を焚べて、揺らめく炎を楽しむ贅沢な時間を過ごすのが焚火の醍醐味と思います。
今では直火での焚火をするのはほぼ難しいですので、焚火をするのには焚火台が必須です。

ソロストーブのような二次燃焼する焚火台がDOD、モンベルからも発売され、二次燃焼で焚火を楽しむ人も増えているのかもしれません。
私もソロストーブを数年使っていますが、普通の焚火台では見ることができない独特の炎の形、高効率の燃焼なので灰だけになり後始末が楽です。

普通の焚火台を使って、二次燃焼の焚火をしたいと思うと焚火台を1つ追加する必要があります。
いろいろな焚火台を持つのは使う楽しさがありますが、自宅に複数の焚火台を置いておくにはちょっと邪魔にもなります。

トリパスプロダクツから発売されている焚火台、GURU GURU FIREを二次燃焼化させるオプションが発売されました。



焚火台の四方にこれを取り付けることで、二次燃焼の焚火台になるという今までありそうでなかったオプションです。


これが発売される前にGURU GURU FIRE用の風防(FUBOU)が発売されています。

このFUBOUに二次燃焼室を取り付けたものがFUBOU2になります。

空気を取り入れる吸気口があります。


吸気口から取り入れた空気は焚火の熱で高温になり、上部の穴から可燃ガスが出て二次燃焼する構造です。



二次燃焼した時の炎はこんな感じになると思っていました。


今回は初めてFUBOU2を使ったので、薪の加減が上手く掴めなかったのか、このような炎の形はできませんでした。



この時は自宅から持ち込んだ薪のほか、キャンプ場内で伐採された枝を使って焚火をしました。

雨が続いていたので、伐採された枝はやや湿気っていました。
枝を焚火台に入れた直後は湿気った薪の特徴である煙が出ましたが、すぐに燃え、燃焼効率は良すぎるほどです。
燃焼効率が良いのは、燃費が悪いとも言えますので自宅から薪を13kg持込、さらに現地で枝を追加した状態で、この焚火台だと朝焚火をしても薪が残るほどですが、今回は夜で薪が全て尽きました。
もちろん、燃えたあとはきれいな灰しか残りません。
炎の形は別にしても、薪のコンディションが悪くても十分に焚火を楽しめます。

FUBOUは本体に収納できますが、FUBOU2は吸気口の出っ張りがあるので本体に収納できません。
収納サイズはGURU GURU FIREと同じくらいになってしまうので、コンパクトにはなりません。
さらに鉄製ですので焚火台本体もかなりの重量ですが、FUBOU2も入れるとかなりの重さになります。
スノーピークの焚火台Lよりも重く、車から出し入れするときには重さをかなり感じます。

しかし、GURU GURU FIREを持っていたら、このFUBOU2を足すとまた違った焚火を楽しめることは間違ありません。




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