冬キャンプは薪ストーブから暖炉へ移るのか?

ぶーだん

2020年02月25日 22:11

今では珍しくなくなった薪ストーブ。
少し前にはテントから煙突が出ているのは珍しがられましたが、すっかり冬キャンプの定型スタイルになっています。


炎の揺らめきをテントの中で暖かく見るのは、薪ストーブならでは。
薪ストーブの専売領域に切り込んだギアが間も無く発売されるようです。
キャンプオーパーツから発売される「TENTO暖炉」

薪ストーブとTENTO暖炉、一体何が違うの?と思ってよく見ると、TENTO暖炉には煙突がありません。
しかも、一面耐熱ガラスがあると思いきやガラス無しです。
風が吹き込まないテント内であれば問題なく使用できるとのことですが、片面、両面ガラス仕様も販売されます。
両面ガラス仕様はこちらになります。



煙突もガラスもなくテントで使う・・・普通はこれを聞くと一酸化炭素中毒になるじゃん。そう思うのが普通です。
TENTO暖炉の燃料は薪ではなく、燃料バイオエタノールを使用します。

この燃料は燃焼すると水と二酸化炭素が排出されるので、一酸化炭素中毒の心配はないとのことです。
もちろん一定時間ごとの換気は必要です。
燃焼時間は2Lで約3時間ですが、この熱源で調理をするには不向きで保温程度しかできないとのことです。
熱がテント内を循環するので、それなりに暖かいとされています。

これが薪ストーブに取って代わるとは考えにくいですが、一晩で使う薪の量を考えると荷物の削減になり、一酸化炭素中毒の危険性がない点ではかなり面白いものと思います。












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