いよいよ冬キャンプシーズン到来です。
薪ストーブを今年買ってデビューする方もいるかと思います。
ついつい忘れがちなのが、煙突の接続部分に塗る焼き付き防止剤。
これを塗り忘れると、煙突が固着して撤収するときに煙突をバラすことができないおそれがあります。
焼き付き防止剤が残り少なくなって、塗る量をケチったら見事に固着して外すのに手間取りました。
もちろん、たっぷり塗ればいいってものでもありません。
よく使われているらしいのがロックタイトの焼き付き防止剤とのことで、これをずっと使っています。
28ml入りを最初に買って、私の場合2シーズンで使い切りました。
F.bストーブのような巻き煙突には不要でしょうが、多くは差し込み式の煙突ですので、煙突が固着して撤収時に焦らないように焼き付き防止剤をお忘れなく。
=====追録(2019.11.22)<重要>======
焼き付き防止剤のブログを書いた後、テンマク公式HPのウッドストーブのページに以下のような注意が出ていたのを確認しました。
以下、転載
煙突への「焼きつき防止耐熱潤滑剤」使用に関して
煙突を抜きやすくするのを目的として「焼きつき防止耐熱潤滑剤」を使用されている事例がございますが、使用を重ねるとタールがたまり逆に煙突の掃除がしにくくなるばかりか、発火するが事が報告されております。非常に危険ですので御使用はおやめください。抜きにくい場合は完全に冷えたのを確認しスプレー式の防錆潤滑油を吹き付けて外し良くふき取る事を推奨いたします。
(転載元ページは
こちら)
という内容です。
焼き付き防止剤による「発火」の恐れがあるとのこと。
焼き付き防止剤の使用は広く知られたものですが、メーカーによる注意喚起が出ています。
発火した事例があるとのことなので、安全のため使用厳禁とのことです。
一方で薪ストーブメーカーである新保製作所のオンラインショッピングでは、煙突の脱着をしやすくするためにとロックタイトを販売しています。
(新保製作所さんの販売ページは
こちら)
焼き付き防止剤の危険性について、メーカー側が見解を出したので、今回追録して掲載をしました。