2年前の2017年秋の雪峰祭で発売されたコネクトタープヘキサグレー。
取説を見ると、いろいろなシェルターとの取付用ロープの長さとフレームが書かれていますが、私の所有しているシェルターのタシークは全く触れられていません・・・
もちろん、コネクトタープから1年後に発売されたリビシェルS Proも。
これが発売された当時、スノーピークのスタッフの方にタシークと接続することができるか?接続するならどこのフレームか?と聞いたのですが、当然メーカーの人ですので、取説に記載のないタシークとの接続に対し、確実に「ここのフレームに接続することができますよ」という答えはありませんでした。
以前、ムササビでタシークとの接続をしたことがあるので、できないことはないと思い買ったのが今年の初売り。
まだフィールドデビューさせていませんが、フレーム取付用ロープをどこに取り付けるかを考えるため、いつもの試し張り用河原へ行ってきました。
タシークとタープを立てるのはいつも通りの感覚ですが、フレーム取付用ロープをどこに取り付けるかで試行錯誤。
取説に記載されているシェルター(ランドロック・リビシェル・リビロン)はタープとの接続側のAフレームに取付とあります。
タシークだと距離が短すぎて、ロープをかなり切る必要がありますので、このフレームに取り付けるのは断念。
次にリビロンは前側のAフレームか後ろ側のAフレームとあったので、後ろ側のAフレームに取り付けてみました。
赤丸の部分が後方Aフレームからタープまでのロープの位置となります。
これはこれでなんとなく良さそうな感じなのですが、ロープが長い分、ロープとフレーム、タシークのフライが擦れる箇所が多いのが気になります。
前後のAフレームは難ありと思ったので、残されたフレームはセンターフレームとの接続。
センターフレームを指定しているシェルターはトルテュPro・ライト、メッシュシェルター。
黄色の丸の部分がセンターフレームからタープまでのロープの位置となります。
どこのフレームに接続するのが強度的に問題がないかはわかりませんが、見栄えはセンターフレームが良さそうです。
タシークと構造が似ているメッシュシェルターがセンターフレームを指定しているので、ここで接続するのがタシークではベストかもしれません。
センターフレームと接続する場合、フレーム取付用ロープをそのまま使用すると長過ぎるので30cm以上切りました。
やや気になるのが、Cフレームのスリーブに取付ロープが擦れる点です。
シェルターとタープの組み合わせは、これから秋までの組み合わせとしては最強の組み合わせと思います。
タープ下の開放感を享受しつつも、荷物を収納できる場所、突然の雨にも対応できます。
この日も設営してから撤収するまでの半日、コネクトタープの下で心地よい風を感じ過ごしていました。
この組み合わせ最高!と思いつつも、この組み合わせは区画サイトで万能のセッティングではありません。
タシークのカタログ上の全長は5m、後方の張り綱を入れたら6m。コネクトタープの前方の張り綱を入れた全長は8.2m。
タシークとコネクトタープが被さる部分がありますが、おおよそ14m弱の全長が必要となります。
さらに全幅は8.8m必要ですので、タープ横に車を入れた場合、車のドアの開閉を考慮すると全幅12m、全長14mの広さが最低限必要となります。
フリーサイトで楽しむ組み合わせだと思いますが、ハイシーズンでこの組み合わせは迷惑になりそうです。
設営の仕方によっては、もう少しコンパクトにできなくはないかと思いますが、区画サイトではかなり苦労しそうです。