なかなか快適。パンダTC

ぶーだん

2018年10月09日 21:43

年初に今年の気になるテントを挙げましたが、その1つがテンマクのPANADA TCでした。

ソロ用のコンパクトワンポールテントとして発売されたPANADAの派生として、スペース拡張とTC幕として発売されたのがPANDA TCです。


PANDAは使ったことがありませんので使用した比較はできませんが、ソロ幕としてPANDA TC使ってみたらかなり快適に使えます。
インナーテントはフルメッシュなので、これからの季節だとかなり厳しくなりますが7月・9月と夏場に使ってみて、キャンプ場は高所だったこともありますが寝る前までフライシートの前後を開けて、熱を籠らないようにしておけば暑くて寝ることができないということはありませんでした。


設営も四隅にペグ打ちをして、ポールをセンターに入れ立てて、インナーを入れるだけ。
テントを立てるだけであれば10分もかからずに張り綱までの設営は可能です。


インナーの広さもヘリノックスのコットを入れも前後のスペースがあり、インナーの高さも155cmあるので窮屈さはありません。
インナー用のマットは純正では発売されていませんが、コストコのレジャーマットを敷いて使っています。

前室もヘリノックスのチェアとQualzのスタッキングローテーブル(旧作)を入れることができますので、寝る前にある程度のものを前室に片付けることができるので安心感があります。


PANADA TCとタープの連結はメーカーサイトでも注意が出ていますが、PANADA TCのトップにあるループに連結するのではなく、トップにタープを被せて連結しないと破損の原因となるようです。

ちなみに連結したタープはムササビウイング13ft TCとの連結です。
この時は付属のアルミポールでしたが、連結をする場合はメーカーでは別売のスチールポールを推奨しています。
タープを被せて後方のテンションをかけると押さえつけることになるので、アルミポールだとポールが破断するおそれがあります。


PANDA TCとスノーピークのペンタ・ペンターイーズとの比較だと、居住性はPANDA TCの方が快適です。

ペンターイーズは後方のメッシュが目の前に迫ってくるので、寝る時に窮屈さはどうしても感じてしまいます。
ただ軽量さとコンパクトさはペンタ・ペンタイーズの方が上かと思います。
設営の手間は大差はありません。
この辺は好みとなるところが大きいので、PANADA TCを持っているから、ペンタは使わないってことにはならなかったです。
残念なことにペンタイーズは廃番となってしまったので、今では入手困難。
この手のソロ幕で快適さを求めるならPANADA TC一択になるのかもしれません。

晩秋でもPANADA TCを使うにはスタンダードインナーを別途購入する必要がありますが、こちらも店頭やネットでも在庫がないので入手困難です。
あとスカートがないので、冬から早春までの使用はかなり厳しいかと思います。

テンマクのサイトでは記載がありませんが、先日、WILD-1でPANDA TC用のフットプリントが売っていました。

ホームセンターで250cm X 115cmのシートを買えば使用には問題ありません。
丈夫さを求めてこのサイズのシートを購入したら仕舞寸法が大きく、分厚くなったので、コンパクトさを求めるなら別売のフットプリントを購入するのがいいかと思います。

重量があるのが気になりますが、短時間で設営ができ、TCタープとの組み合わせで安心して焚火を楽しめる最高のソロ幕の1つかと思います。


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