外で淹れたてのコーヒーを景色を見ながら飲む。
これだけの動機から「せっかくだからキャンプやってみよう」と思い、今日に至っています。
ドリップコーヒーしかコーヒーの淹れ方を知りませんでしたが、いろいろ見ていくうちにフレンチプレスを知りました。
キャンプを始めたばかりの時に、フレンチプレスに憧れて買ったのがスノーピークのチタンカフェラテセットでした。
フレンチプレスはペーパードリップと違って、挽いた豆をゆっくりプレスして抽出する紅茶と同じ要領でコーヒーを淹れます。
これを外でやると、底に溜まったコーヒー豆のカスを捨てるのがかなり面倒です。
ミルクフォームに至っては、牛乳をキャンプ場に持っていき保管するのは、かなり気を使いますし、また使った後は、これもまた洗うのが大変。
キャンプで使おうと思って買ったのに、ゴミを現地処理できるキャンプ場が激減している中、このセットを使う機会も激減となりました。
これを使うのは、おそらくスノーピークのヘッドクォーターのキャンプ以来、2年振りかもしれません。
容器の長い方はコーヒーを淹れ、短い方はフォームドミルクを作るのに使います。
コーヒーはお湯を沸かして、コーヒー豆を入れかき混ぜた後、4分ほど放置してプレスだけ。
ミルクは沸騰させずに温まったら、火から下ろします。
ミルクの分量はかなり少ないので、コーヒー豆を入れ、放置している間に温めると丁度いいタイミングかと思います。
フォームドミルクは、温まった牛乳を最初の10秒は1秒で1回ストーロクするくらいゆっくり、次の30秒は倍くらいの速度でストロークします。
程よく泡立つと、蓋の空気を逃す穴からミルクが出てきますので。これを目安にしています。
出来上がったフォームドミルクはこんな感じです。
本当、びっくりするくらいきめ細かい泡になります。
これをスプーンですくって、コーヒーに入れればカフェラテ風のコーヒーが楽しめます。
たまに違ったコーヒーを外で楽しむなら、このセットは悪くありません。
特にフォームドミルクを作って、カフェラテを自分で作ろうと思いませんので、かなり新鮮な気持ちでコーヒーを楽しめます。
気になっていた後処理は、とりあえずコーヒーの方はキッチンペーパーで拭き取って、後はゴミ袋に入れる。
一番懸念していたミルクの方は、濯いで2回ほどこれでお湯を沸かして、できるだけ牛乳成分を取り除き、帰宅してから2つともバラして洗う。
気にし過ぎかもしれませんが、やはり後始末がかなり手間がかかります。
でも、外で飲むカフェラテは美味かったですよ。