凹みも煤汚れも気にせず使える焚火缶

ぶーだん

2017年02月24日 23:12

今日はプレミアムフライデーですが、これを導入した企業は6%らしいです。
私は、多数派企業に勤めていますので、普通の金曜で明日も「楽しく」出勤です。

さて、焚火を使って料理をする。キャンプの醍醐味なのですが、避けられないのが「煤」
家で煤けたクッカーなどを洗うと、家族からなんとなく冷たい目線。
まぁ、確かにそうです。
でも、煤けたケトルやクッカーはキャンプの証で雰囲気的には好きです。

トライポッドやファイアハンガーにクッカーをぶら下げて・・・と思ったもの、多くのクッカーはぶら下げるハンドルではなく、取っ手タイプです。
そこそこ値段のするクッカーを煤で汚したくないという方もいるかと思います。
そこを気にせず使い込めるクッカーが焚火缶です。

実物は見たことはありませんが、ビリー缶というDUGの焚火缶が出る前に同じようなクッカーがあったようです。
製造元がなくなり、似たようなものとして出たのがDUGの焚火缶とのこと。

焚火缶LMSの3点セットでも3,000円少々と、かなり安めの価格設定です。

ソロでLが必要なのかと思いましたが、おでんなど煮込みながら食べるものには、これくらいの容量があると安心です。
ソロの炊飯はS、煮込むほどではないものにはMと使い分けができます。

どのサイズも吊り下げハンドルがついています。

ただ、このハンドルはストッパーがありませんので、吊り下げていないときはハンドルが倒れたままとなります。

安いですが収納ケースも付属していますので、煤けたクッカーで他を汚すことはありません。


蓋はフライパンに使いますが、この蓋にあるハンドルがどうにもいただけません。
ハンドルを取っ手にしていると、フライパンの部分は床と平行にならず不安定です。


先日のキャンプで使ってみました。

あれだけ吊り下げをしたかったのに、ハンガーを忘れる始末。結局、マキコンに乗せて料理しました。

スノーピークやユニフレームのクッカーを使っていると、この焚火缶の本体が肉薄さが気になりますし、全体的に貧弱さを感じます。
肉薄ゆえ、蓄熱効果はないに等しく、常に熱源に当てないと料理の冷めも他のクッカーより早いです。
焚火缶と名乗っているだけあって、焚火で常時熱する料理に使うクッカーと実感できます。
また、おそらくそんなに使い込まないうちから凹んだりするかと思います。

そもそもクッカーこそ使って、汚れて、傷だらけになって当然のものですから、そこを気にするところではないのですが、吊り下げて、焚火で料理するワイルドさをもって使うには、安くてお手軽なクッカーです。
クッカーの組み合わせも、この3サイズセットのものと、LM、MSの2つセットのものがありますが、特に問題なければ3点セットがいいかと思います。

焚火で料理をしたい方は、トライポッドに吊るせて安価な焚火缶は使えますよ。





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