ソロキャンプ8thシーズン第7夜 - キャンプパークラフト

ぶーだん

2022年03月28日 20:33

※今回は新規オープンのキャンプ場で公募していたモニターとして利用させていただきました。
正規オープン後は、現地の情報が変更となる場合もあります。

キャンプ場があるのは山、海、湖・・・。
景観からキャンプ場を選ぶ方も多いかと思います。
今回行ったキャンプ場は渋滞情報でよく聞く元八王子の住宅街にある学校の敷地内にあるキャンプ場です。

学生さんが事業として運営に携わるという経営方式で、スタッフさんに紹介された代表の方は学生さん。
学生さんが運営しているといっても、かなりしっかりしたキャンプ場でした。


キャンプ場は中庭を利用したオートサイトの「ICHOサイト」とデイキャンプサイト。
そして結構ガチな「HINOKIサイト」の3つの構成です。
今回はオートサイトのICHOサイトを利用しました。
オートサイトは4区画で公称値10m x 10mとゆったりとしたサイトです。
芝生なので、鍛造ペグでなくても問題はないかと思います。
ヴォールトと車を並べてみても余裕があります。

エントリーTTなど小川張で設営する場合は横設営で張れるサイズです。


この日は大型サイトなのでリビングシェルロングかサーカスTCとコネクトヘキサで行く予定でした。
しかし天気予報では風速10mに雨予報とこれ以上ない最悪のコンディション。
本来ではあれば中止すべき天気ですが、学校の中庭なので風は緩和されるはずと踏みつつ、背が低く籠もれる幕としてヴォールトを選択しました。

親の仇のような張り綱の数からも、見た目は風に強そうです。


学校施設内なので、事前に確認したのが飲酒と喫煙の可否
節度ある範囲であれば両方問題なしとのことなので、設営後にまず1本

学校内で酒を飲むのって経験したことがないので、一層アルコールが染みてきます


予報では強風でしたが、キャンプに影響が出るような風は全く吹かず。
現況も予報も風が強いのですが、こちらは建物と丘の木々のおかげで風の影響がありませんでした。



晩御飯は本当に変わり映えしません。

スンドゥブの素がまだ残っているし、暖かくなれば食べなくなるので毎度のキャンプで消費しています。


夜になってから雨が降り続きましたが、一番懸念していた強風はありませんでした。



朝を迎え、テントは昨晩の雨で濡れていました。



雨雲はないので、乾燥撤収はできそうな予感です。



恒例の朝焚火の時間になりました

ロンT1枚でも過ごせるほど、季節先取りの暖かさです。
暖を取る焚火ではなく、今年初の鑑賞の焚火です。


焚火を眺めつつ、朝食も全くいつもと変わり映えなし。



ヴォールトをフルオープンにして、しっかり乾燥。

モニター期間中はチェックアウトは11時なので、しっかり乾燥できました。
本営業になるとチェックアウトは10時になるそうなので、朝は結構忙しくなるかもしれません。


続いて施設の紹介です。
まずオートサイトのICHOサイトの裏にある建物に受付があります。

建物の前に縦列で駐車をして、受付票に記入しました。
受付の標示を見ると学校の受付がキャンプ場の受付を兼ねているのかなと思いました。


続いて炊事・トイレ・レンタル棟です。

ICHOサイトのNo.1サイトの横にあります。
建物の正面から見て左が炊事・トイレとなります。

建物内は土足禁止です。
シートの敷いている箇所で靴を脱ぎ利用します。

トイレは男性用は1個

利用時は便座が壊れて上げることができませんでしたし、洗浄機能も使えませんでした。

炊事場は1カ所。

蛇口は2カ所、真ん中に後付けされた湯沸かし器があります。
お湯が使えるのは大変ありがたいです。

レンタルコーナーは建物正面の右側です。
ランタンやカトラリーなどの小物

チェアやテント

モニター利用者は無料で使わせていただける機会がありましたが、持参していたので利用していません。
忘れ物やキャンプ中に破損しても、レンタル品が豊富なので困ることは少ないかと思います。

建物の外にゴミ箱があり「可燃」「不燃」「瓶・缶」の3種類を捨てることができます。
最近ではゴミは持ち帰りのキャンプ場は増えている中で、大変ありがたいサービスです。


建物の横はピザ窯と薪割りコーナーがあります。

薪割り台の丸太やキンクラとハンマーの貸出もありました。
特に説明がなかったので、自分で持ってきた薪もここでしか行えないというわけではなさそうです。
ただキンクラを借りて薪割りをする時はは、常識的にはここで使うべきです。


今回利用したオートサイトの「ICHOサイト」の他に「HINOKIサイト」があります。
ここは真に不便を楽しめる人にはオススメです。
受付を済ませて、車1台が通るほどの道幅しかない長い坂道を上ります。

運動不足の自分が実際に歩いて行ってみましたが、息が切れるほどの坂道が続きます。
坂道の谷側はガードレールなどはありませんし、待避所もありません。


特に看板はなく、木でできた数段の階段があるところがHINOKIサイトになります。

サイト内に車両は物理的にも入ることができません。
ここを利用していないので利用説明を受けていませんので詳細は分かりませんが、上り坂の先に転回場所があるようですので、そこへ車を止め荷物を搬入するかと思われます。
車は転回場所ではなく、下の駐車場に止めるものと思われます。


HINOKIサイトはこんな感じです。

木と雑草を刈り取っただけのスペースで、軍幕サイズで互いに干渉しないで使うなら3・4組くらいのスペースかと思います。
サイト内が電気もありませんので、夜はランタンのみの灯りとなります。
見た限り途中の道にも街灯はありません。
ちなみに私の足で下からHINOKIサイトまで歩いて5分弱でした。
トイレ・水場はICHOサイトの炊事トイレ棟まで行くこととなりますので、野営の練習場所として向いている感じです。
ちなみにHINOKIサイトの眼下の景色は民家の屋根です。


学校施設ですので、サークル活動があれば夜までその音が聞こえます。
私が利用した時は両日和太鼓サークルが練習していました。
掲示物が生徒会とか保健指導部など懐かしい文言が書かれていましたので、自然を楽しむというよりも、ある程度の年齢の方だと懐かしさを感じながらのキャンプを楽しめるかと思います。
東京・神奈川・埼玉の西部エリアからは圏央道や国道16号・20号からのアクセスも良く、雄大な自然を楽しむ目的ではなくキャンプそのものを楽しむのであればかなり良いキャンプ場なので、近いうちに予約が取れにくいキャンプ場になると思いました。
買い忘れをした時や日帰り温泉も車で30分圏内で全て揃うので、初心者や家族連れにも敷居が低いと思います。

ただ八王子という立地ですので、夏は地獄のような暑さになるは間違ありません。



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