2週間前にも行った清里丘の公園オートキャンプ場にまた行ってきました。
11月に入り、この日は暦の上では立冬。
標高1000m超のこの地だと、平地に比べればかなり冷え込んでいる季節です。
就寝時の冷え込みを避けるのに今回も電源サイトを予約しました。
しかし、この日は季節外れの暖かさ。
リビシェルS Proを張ってタクードで暖かお篭りを想定してきましたが、日中は前パネル全開で大丈夫なほど。
移動中のラジオで夕方から天気が崩れると聴いたので、とりあえず跳ね上げたパネルに雨対策をしておきました。
今シーズン初のタクードをIGTに組み込みます。
昼は暖かいけど、日が暮れたら冷え込むのに違いないので、サーキュレーターとしてフィールドファンも準備完了。
少し遅い昼食。
清里方面へ遊びに行く時に必ず行くパン屋さん「コーナーポケット」のパン。
そして、「金精軒」の生信玄餅で一息。
一息入れていたらお隣のサイトの娘さんが歌に合わせてペグ打ちをしていたのが聞こえてきて、ちょっと微笑ましい設営をされていました。
姿を見ることはしませんでしたが、ペグ打ちの音と何の歌かはわかりませんが妙に合っていました。
15時半の気温は14度弱。
東京の気温だと低いですが、清里のこの時期、時間の温度としては暖かいです。
今日は薪ストーブなしなので、焚火を思い切り愉しむ場所を設営。
日が傾き始めたので、焚火スタート。
炊事場の前だったので陣幕を持参していたのですが、雨予報が出ていたので陣幕の設営はせず。
焚火を見ながら酎ハイを呑むと少し厳しい季節ですが、今日はいい感じで500ml缶をあっという間に飲み干してしまうほど。
フリースの上着も着ると暑いし、脱げば肌寒いって感じです。
焚火を始めて、しばらくするとポツポツと降り始めてきました。
そんなに降らないと思っていたのですが、次第に雨は強くなり前の炊事棟に来る人は傘をさしながらやってくるようになりました。
焚火も雨で火力が上がらず、そろそろお篭りタイムに移ります。
タクードに火を入れるも、閉め切ると暑いので前パネルは開放のまま。
前回のキャンプで封を開けたウイスキーを昨年の雪峰祭で買ったミニシェラカップでちびちび呑み。
晩ご飯はすき焼き
前パネル全開なので、いい感じに食べることができましたが、閉めたら汗だくで食べていたに違いありません。
雨も本降りになってきたので、前パネルを閉めしばらくすると・・・
足下が濡れてきている。浸水し始めてきました
平坦だと思っていたら、若干奥側が谷になっていたようでリビシェルSの左側が徐々に雨道ができてくるほど。
水溜りになる程ではなさそうなので、様子見をしつつも、このまま寝ることに。
夜はいくらなんでも冷え込むと思い、電気毛布の電源を入れたままで寝たら暑くて途中で切ってしまいました。
朝6時に目が覚め、シュラフから抜け出ると・・・
あら?そんなに寒くない。
温度計を見ると幕内で11度。
この時期のキャンプ場、しかも清里の朝としては異常なほどの暖かさです。
昨晩の幕内の浸水も引いて、特に被害なし。
外に出ると太陽が昇ってきました。
あの雨だと幕全体が濡れて乾燥撤収厳しいかと思いきや、風も吹いていたのでほぼ外側が濡れていません。
幕内は結露で・・・と思いきや、一晩中フィールドファンを回し放しだったためか結露なし。
スカートは濡れているので、そこだけ乾燥させれば問題なさそうです。
清里オートキャンプ場は朝10時までにゴミを捨てることができるので、洗い物をしないためにスープ用の紙コップにコーヒーとコーンスープを入れ、パンをアルミホイルで包んで、タクードで温めた簡単な朝食です。
パンはチーズがぎっしり入ったチーズパン。
ナイフで切って食べるところですが、そのままかぶりつきで食べる。そんな食べ方もソロだからこそ。
朝食を食べ終わり、外に出ると雲一つない快晴。
雨で濡れていない分、幕も車も針葉樹の細い葉っぱが降り積もり、これを取り除くのが結構な手間でした。
夏と違って太陽の力も弱いので、チェックアウトギリギリまで乾燥させて、今回のキャンプも無事終了。
年内後1回、清里へ行く予定ですが、次回の清里は今回のような暖かさはないはずです。
薪ストーブか今回のようなタクードで行くか、そんなことを考えながら帰路につきました。