5月に行く予定でしたが、新型コロナの影響で営業休止となり、9月になってやっと清里丘の公園オートキャンプ場へ行くことができました。
このキャンプ場は、初めてキャンプをした「キャンプの故郷」みたいな場所。
今年は例年よりも遅い「里帰り」です。
高速から降りるまでは晴れていましたが、キャンプ場到着間近で土砂降りの雨。
キャンプ場到着から雨神様がお出迎え。
チェックインして小降りになった頃を見計らって、一気に設営。
雨予報だったので、短時間で設営でき幕内に全て収納できるリビングシェルS Pro.を今回選びました。
コネクトタープも張る予定でしたが、雨撤収になったら自宅でリビシェルSとタープを乾燥させるのは結構大変なので、今回はタープは見送りしました。
インナーもリビシェルS用のものではなく、テンマクのモノポールインナーテントで自宅乾燥を前提にコンパクトにしました。
設営完了して、しばらくしたら天気が回復。
設営で着ていた6年選手のレインウェアを干しました。
ミニマルワークスのインディアンハンガーLを春に買ってから、結構便利で毎回キャンプで使っています。
衣類もかけるならLだと地面すれすれなので、1サイズ上のインディアンハンガーXLの方が安心して使えます。
設営が完了し、落ち着いたので缶酎ハイのロング缶で乾いた喉を潤します。
標高が1,000mを超しているキャンプ場ですので、16時前の気温は23度。
雨上がりでも蒸し暑さも不快さもなく、心地よく過ごせる気温です。
ただ、日が暮れると一気に気温も下がっていきます。
秋なので生鮭が出回ってきたので、鮭のホイル焼きを晩ご飯のメインにしました。
玉ねぎ、えのき茸の上に生鮭を置き、ほりにしをまぶしてバターを乗せて、醤油をたらしてホイルで蒸し焼きにするだけなので簡単です。
地元のスーパーへ久々に立ち寄り、地元らしいお惣菜を買って晩ご飯の一品に追加しました。
食後はもちろん焚火タイム。
雨予報もあったので、持参した薪は少量。僅かな量の薪でも楽しめるソロストーブで小さな焚火をしっかり楽しむ。
我が家ではソロストーブでの焚火は賛否両論です。
キャンプをしない嫁様ですが、何度かソロストーブでの焚火を見てキャンプらしい焚火ではないと思ってしまっています。
ペレットでの焚火を見せたことがあるので、そう思ってしまっているかもしれません。
ちなみに一番キャンプらしい焚火はトリパスのguruguru fireでの焚火だそうな。
まだまだ焚火を楽しめる20時過ぎに稲光が見え、しばらくすると雨が降り始めたので焚火も強制終了。
翌朝、気温は18度。さすが高原の朝です。
シュラフを掛け布団のようにして寝ていたので、肌寒さもなくキャンプで久々に7時間以上寝てしまいました。
夜からずっと雨が降り続き、朝も降っては止みの繰り返し。
リビシェルSはしっとり濡れ、乾燥撤収は絶望的です。
撤収前に朝食の準備です。
10インチのスキレットを持ってきたので、ピザをスキレットで温め、朝からヘビーな朝食です。
さらに生ハムをトッピング。
食事を済ませても雨は止まず、結局は雨撤収。
タープ張らなくてよかったと思いつつ、リビシェルをドライバッグに詰め込んで撤収完了。
清里丘の公園オートキャンプ場はゴミを処分できますが、ゴミを捨てることができる時間が午前8時半から10時まで。
チェックアウトは11時までですが、ギリギリまで撤収をしているとゴミを捨てることができません。
ゴミ置き場は管理棟の横のみですので、家族など複数人で利用していると撤収とゴミ出しを手分けしてやることができますが、ソロだと実質10時までに撤収を完了させないといけません。
今回は場内乾燥時間がなかったので10時前に撤収できましたが、多くのサイトは午前中に陽が当たらないので、ゴミ出しを考えると晴れていても結構忙しくなりそうです。
早く撤収して自宅で乾燥と思っていたら、高速と併走する国道が雨のため通行止めの情報・・・
迂回して帰るしかないと思っていたところ、急に晴れてきました。
途中でほぼ車のいない公園の駐車場があるので、そこで幕をできるだけ乾かして、通行止めの解除を待つことに。
アスファルトの熱と日差しで1時間ほどでパリッと乾燥。
予定外の乾燥ができましたが、高速の通行止めは解除されず、大きく迂回して3倍以上の時間をかけて帰宅と相成りました。
帰宅の時間はかかっても、地元は翌日も雨でしたので長い間、幕が乾燥できなかったのを回避できたと思えば結果的にはよかったかもしれません。