ソロキャンプ6thシーズン第6夜 - 久保キャンプ場

ぶーだん

2020年06月12日 20:31

昨年7月以来、久々の久保キャンプ場へ行って来ました。



今回はアメドSを引っ張り出してみました。

アメドSも購入から間もなく丸6年。
私の持っているテントの中では最古参となってしまいました。
6年も所有しているので、経年劣化で悲惨なことになる前にアメドを手放そうかなと昨年あたりから思っていました。
でも張ってみると、前室もそこそこ広くて使い勝手も悪くないので、また使ってみようと思わせる幕です。


桟敷サイト(Bサイト)を利用したので、タープ要らず。

ソロならば一度は利用を勧めたいのが、Bサイト。
タープを張らずに突然の雨が降っても濡れなく、川からの風も心地よく感じることができます。
夏場だと設営後に一杯呑んだ後や夜の焚火中に風が気持ちよくて寝落ちしたってことは多々あります・・・。
Bサイトを利用するときには3mほどのデイジーチェーンかロープを持参すると屋根下の柱に取り付けることができ、小型のLEDランタンや食器の乾燥用ネットをぶら下げることができます。

誰かが外し忘れた何かを吊るすためのロープが残ったりしている時があるので、それを利用することもあります。


今回は薪がざっくり5kgと生ビール1杯付でソロ1泊で3,500円。


今も募集されているかはわかりませんが、ボトルキープ会員ならぬ薪会員って制度があり、久々に行ったのにまだケースも薪も残してくれました。

久々に行ったので、片付けられたかなと思って薪を持参したので、ケースに残っていた薪と今回付いてきた薪を合わせて、そこそこの量の薪になったので、久々の焚火を堪能できそうな予感です。


先日のブログでも紹介したトリパスプロダクツのクサビで薪割りです。

広葉樹の硬めの薪ですが、3から5回程度叩けば、これくらいの太さの薪は割れます。
薪割りセットには斧と鉈はありますが、まったく出番なしです。
ツノスタンドを買ったらオマケでついてきたものとは思えない凄いヤツです。
製品版のTW-KUSABIとほぼ同じ仕様かと思いますので、このサイズでこの割れっぷり。焚火好きな人ならば本当にこれ勧めます。


薪も割ったので、酎ハイを1本呑んでからのコーヒータイム。

昨年まででBサイトを利用したことのある方だと、ちょっと違和感がある景色かもしれません。
桟敷のほぼ眼下には道志川が流れていたのに、川は向かいの山側のみに流れています。

以前、同じB1サイトを利用した時の写真がこちらです。

昨年の台風で川幅が半分以下になり、Bサイトの前はほぼ河原となってしまいました。
以前は脇の階段を降りた途端に川で、夏場は足を川に浸して涼んだり、飲み物を冷やしていましたが川がちょっと遠くになっています。


薪キープ分で想定以上の薪の量となったので、夕方から焚火タイム突入です。

ユニフレームの「ファイアスタンド風」の焚火台
焚火台としての色気は皆無ですが、とにかく軽いので少し物量を抑えたキャンプをする時か、あまりにも物量を多くて減らす時に使う焚き火台です。
メッシュ網に少し穴が出てきたので、この網は今回で最後。
焚火は1回のキャンプで5時間以上するので、10回から15回で網交換となります。
本家のユニフレームの網はどれくらいの強度かわかりませんが、まぁ、こんなものだろうなと思って使っています。


味ぽんと水を1:2で割って手羽元と長ネギを煮た、味ぽんCMにまんまと乗せられた料理です。

キャンプ場に味ぽん持っていくと全部使い切ることはないので、ジップロックにこれをセットしたのを持っていけばあとは煮るだけのお手軽さ。

しかも酒にもご飯にも合います。
生ビールを呑み、手羽元に食らいつく。エンドレス状態になりそうな危険な組み合わせです。

こんな危険な料理をテレビのCMで流しているとは、恐るべしミツカン。
機会があったら旭ポン酢でも試してみたいところです。


久々に煙と匂い、薪が爆ぜる音を堪能

薪の位置を変えたり、いじったり。時々火吹き棒で火力を上げたり・・・
当たり前と思っている健康と日常があって、自分の好きなこと、好きな時間を過ごせるわけです。
歳を重ねると当たり前のこと、平凡がいかに大切かを強く実感します。
やはり平凡な日常って最高だよって火を見ながら思いつつ、夜が更けていきました・・・


天気もいいし最高の朝。

久々のキャンプで最高の天気。申し分ありません。

天気は良いのですが、結露は凄かった・・・。

フライシートの前後のパネルとインナーテントも前後・上もメッシュにしてとりあえず風を当てて乾燥。


川の音を聞きながらの目覚めのコーヒーを淹れます。

キャンプの朝を愉しめるこの時間は最高の贅沢かもしれません。


管理人のざき姐さんの計らいでゆっくりできたのですが、10時過ぎにはテントも片付け、桟敷にチェアだけの状態。
荷物が少ないキャンプもやはりいいかもしれません。

管理棟前で常連さんたちとアイスコーヒータイム。

あっという間に昼過ぎとなったので、キャンプ場を後にし帰路につきました。


昨年の秋の台風で道志川沿いのキャンプ場の多くが被害を受けました。
久保キャンプ場も営業は再開しても、完全復旧までは至っていません。
キャンプ場へ出入りするためのルートは、管理棟前の坂(場内へ向かう坂)と管理棟下の坂(場外へ向かう坂)で一方通行方式でした。
現在、管理棟下の坂は崩落した状態です。



焚火の灰は今年から場内処分ができない(=持ち帰り)となっていました。
数年前にゴミは全面持ち帰りとなりましたが、灰や炭・燃え残りの薪も持ち帰りとなっています。
炭入れなどを持参しないと、帰りに大変な思いをしますので注意です。


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