ソロキャンプ5thシーズン第31夜 - CAMP AKAIKE

ぶーだん

2019年11月04日 22:36

11月4日で今年の営業が終了するCAMP AKAIKEへ行ってきました。

三連休の初日。
中央道は大渋滞するのは容易に予想でき、アーリーチェックインが8時半から開始なので自宅を6時に出発。
この時点で相模湖を先頭に八王子まで渋滞が発生。
すでに高速に乗る気はないので、相模湖から県道76号から35号で都留まで行き、精進湖へ向かいました。

CAMP AKAIKEには9時前に到着しました。

何度かAKAIKEを利用していますが、初めてアーリーチェックインをしました。
そういえばアーリーチェックイン自体も今で片手で数える程度しかしたことありません。
アカイケのアーリーチェックインは1泊料金の半額を追加すれば、混んでいなければ可能です。
半額が高いか安いかは人数にもよるでしょうが、今回だとサイト利用料1500円、入場料800円の半額ですので1250円増し。
総額で3,550円ですので、メチャクチャ高いわけではない感じがします。

今年になって、一部のスタッフの方に顔を覚えられてしまったのか受付後の説明は省略。
「利用方法はご存知ですよね?」でファイルを渡され受付完了。


新サイト側は予約時に満場だったので、従来からある小さいサイトCサイトで予約をしていました。
今回は時期的に幕内引き籠りキャンプだろうと思ったので車とサーカスさえ入れば大きさは問題なし。

設営開始から1時間強で完了。10時半頃にはのんびりし始めたのでアーリーチェックインの心の余裕はすごいものです。
まさに金で時間を買うって大人のお金の遣い方ってやつですね。


相変わらずゴチャゴチャしているテント内・・・

テンマクのウッドストーブLを入れたので、コット、薪30kg、フィールドラック、焚き火テーブルでシンプルに設営。
天気予報だと精進湖の気温は最高気温が14度、最低気温が4度だったので、まだ寒さに体が慣れていない時期ゆえ寒さ対策は万全としました。
シュラフは真冬用のモンベルダウンハガー650#0、コットにはインフレーターマット、その上にオレゴニアンキャンパーのコットカバーを敷き、寝床の防寒対策をし、煙突は3本分を幕内に入れ、煙突からの熱もできるだけ幕内に取り込みました。


まだ薪ストに火入れをしていないのに、幕内は28度・・・。

太陽の力はやはり偉大。
しかし、天気予報とは大きくかけ離れた気温。長袖1枚でも暑いくらい。
サーカスの前後のパネルを解放し、風通しをよくして幕内の温度を下げ、やっと長袖1枚で快適に幕内で過ごせるほど。
早くに設営も完了しているので、この時点で缶酎ハイを開けてしまいました。


缶酎ハイを呑んでいるので、キャンプ場の外に出ることはもうできません。
幕内でイヤフォンでラジオを聴き、本を読みダラダラ過ごしていたら、あっという間に15時過ぎ。
幕内に吹き込む風が少し冷たく感じたので、今シーズン初の薪ストーブの火入れ。

薪を細割にし、木の皮、キャンプ場内にある松ぼっくりをストーブに入れ、毎度使う牛乳パック1本分を4つに切り丸めたものを着火剤にして着火。
ストーブの前面の空気調整口と煙突のダンパーを全開。あっという間に音を立てて薪が燃えていきます。
薪ストーブだと焚火台よりも簡単かつ短時間で薪に火がつきます。

薪ストの火を調整し安定し、辺りからペグ打ちの音が方々で聞こえている頃、ラム酒のココア割でコロダッチで焼いた芋を食べました。

今回、ラム酒は初チャレンジの酒です。
毎週観ている「極上!三つ星キャンプ」で時々ラム酒が出てくるので、一度試してみようと思ったわけです。
酒を呑まないのにアルコール40度は結構ハードです。
サーカスTCの両パネルを開け、薪ストーブ越しに吹き込む風がほんのり暖かく、ラム酒で体も温まり心地いい状態でした。


焼き芋を食べ終わり、あまりに動かないのも晩御飯を美味しく食べられないのでキャンプ場を散策。
間も無く日没を迎えるのに取説を見ながら懸命に設営しているグループがいたり、雨が降ったら倒壊しそうなダルダル状態のテントだとか大丈夫かい?って思うサイトから、実物を初めて見るヘキサイーズ1やモーニンググローリーを見かけて目の保養をさせていただいたりと、満場のキャンプ場を散歩するのも面白いものです。


あっという間に日が暮れて、さすがに両パネルを開けたままだと薪ストーブを使っていても、なんとなく肌寒くなってきました。
そろそろパネルを閉じ、晩御飯の準備に取り掛かる時間。
冬キャンプに切り替えたので、食事もこれから春まで定番の鍋。

今回はキムチ鍋でほんのり汗をかきながら長袖1枚で幕内で過ごす、冬キャンプの贅沢な過ごし方です。

食後に換気を兼ねてパネルを開き外へ出ると吐く息も白く、いつの間にか結構気温が下がっていました。
ついでに食器を洗いに行くと、さすがに上着が長袖1枚で炊事場で食器を洗っている人なんて誰もいません・・・。
さすがにサイトへ戻ると肌寒く、太薪を投入して薪スト全開運用にしたら、あっという間に灼熱地獄。

温度計は座った時の頭の高さに設置しましたのでこの温度ですが、立ち上がるとサウナ状態の暑さ。
即、調整口を全閉にして温度を調整、サーカスの前面パネルのジッパーを30cmほど開け換気口も確保しての運用です。
夏に活躍したルーメナーの扇風機がサーキュレーターとしても大活躍。

風力2でも対面まで風が届きますし、少し暑いなと思えば風力1にして自分に風を当てて涼むこともできます。


薪ストの小さな窓から炎を眺め、ちびちびとラム酒を呑み過ごすと22時に。
遠くで若者の集団が談笑している声が響き渡っているので、あの近くだと厄介だったかと思います。
これも週末キャンプならでは。
最後にラム酒のホットミルク割で仕上げて、いつもよりも長い一日が終わりました。



5時半に目が覚めました。
寝る前に太薪2本をとろ火にしておきましたが、この時間だと少しの熾火になっています。
幕内の温度は7.2度。これくらいの温度だとシュラフの中は寒さは感じませんが、シュラフから出るとさすがに冷えます。


テントから外へ出ると、なんとなく天気は撤収まで持ちそうな感じです。

天気予報を確認すると精進湖は午前中は晴れ、午後に若干の雨が降る予報でした。


薪ストの扉を開くと、熱気が残っていたので牛乳パック1/4と細割の薪を入れたら、僅かな熾火からあっという間に着火。

撤収を考え、お湯沸かしの熱源として太薪1本を追加しました。


朝食も冬キャンプ定番の中華まん。

短時間で温まる朝食なので、冬キャンプでの朝食はほぼ中華まんです。


30kgの薪を持ってきましたが、10kg強が残りました。
気温がもっと下がれば薪の消費量も増えるのでしょうが、今回は思ったよりも消費量が少なかったです。
20kg弱の薪は完全に灰となり、ペール缶2/3程度の量です。



チェックアウト30分前に撤収完了。
今年も何回か利用したアカイケもこれで年内の利用は終了。来年のGW頃まで休業となります。

アカイケでのキャンプで必ず立ち寄るのが、STANDARD point

店舗は小さいですが、扱っているものは濃くて充実しているので行く度にワクワク感があります。
これからワンポールテントの使用率が上がるので、バリステイックのパイプ&ハンガーカバーを購入。
メーカーでは内寸2.4cmですが、スノーピークのウィングポール(内寸30mm)でも使用できます。
こちらは実際に使用した時に改めてブログにアップしたいと思います。









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