ヒューナースドルフのフューエルカンを買ってみたけど

ぶーだん

2018年11月08日 21:42

我が家の周辺も木々の葉が紅くなり、秋も深まってきたなぁと実感する季節となりました。
今月末にはスタッドレスタイヤへ履き替えるのが恒例行事ですので、いよいよ秋から冬モードになります。

さて、冬キャンプの暖房は薪ストと武井ストーブの併用でしたが、今年はタンク容量の大きいタクードを入手したので灯油ポリタンクも容量の大きいものを買い足す必要が出てきました。
灯油缶はよく見る赤いポリタンクが一番使い勝手がいいのでしょうが、非日常を愉しむキャンプですので、ちょっと雰囲気の違うのが欲しいと思い買ったのが、オシャレキャンパーさん御用達のヒューナスドルフ社のポリタンクを買い足しました。

人気色のモスグリーンとしたかったのですが、5Lのポリタンクは購入時に店頭にはなく黒を購入した次第です。


社名からもなんとなく想像できますが、この製品はドイツ製で注意書きは全くもって理解できません・・・

蓋は1つだけで、エア抜きなんぞ気の利いたものはありません。
蓋を開けるときは蓋を押しつつ回さないと開かないチャイルドロック機構付き。子どもの誤用を防ぐ考え方は海外製ならではでしょうか。


なぜかホースは2つあり、1つはディーゼルと記載され、もう1つには何も記載はありません。

ガソリンと飲料水は入れることができないようなので、軽油と灯油用のホースということでしょうか。


ちなみにこの付属のホース、そこそこ径があるのでストーブによっては直接燃料を入れることができません。

武井ストーブはもちろんのこと、タクードの給油口にもホースを入れることができませんでした。


他の方のレビューでも多く見かけますが、ストーブに給油するとホースの根元から灯油が漏れてきます。
また、収納時に背面にホースを収納でき、見た目はすっきりしているのですが、このホースの灯油切れが悪くホースに残った灯油が収納してしばらくすると漏れてきます。
灯油漏れを極力少なくする方法として、パッキンを入れる技が先人の知恵として紹介されているので、私も参考にさせていただきました。



TOTOのトイレ用パッキンTPA-1014が純正パッキンかのようにうまく噛み合います。

2個入りなので付属のホース2つに使うことができ、無駄がありません。
このパッキンを入れて、給油中にホーズの根元から灯油が漏れることはなくなりましたが、収納時に残った灯油漏れるのは改善されませんでした。
また、このパッキンをホームセンター数店探したのですがなかなか売っていませんでしたので、プロ用資材を扱うホームセンターで探すのがいいかと思います。


雰囲気で買ったのですが、機能性で考えたら正直なところお勧めしません。
灯油が漏れる、エア抜きがないので灯油が入れにくいのに2,000円です。
ホームセンターで売っている普通のポリタンクだとちょっとなぁと思う人は選ぶでしょうが、思った以上に使いにくいポリタンクです。
灯油漏れを避けるなら、一般的な灯油ホースを別に持って行き、それで灯油を入れるのがいいかもしれません。


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