先日行った
協同村ひだまりファームの施設等を紹介します。
檜原街道を走り、黒茶屋を過ぎた橋の手前の小さな道を入ります。
私の感覚だとこの道、3ナンバー同士のすれ違いはおそらくできないと思われる道幅です。
細道を進むこと数100m。左手にポーテンポールが見えたら、さらに細い坂を下りると協同村ひだまりファームに到着です。
道志村の久保キャンプ場より若干道幅は広め、相模原の新戸キャンプ場入場口までの道幅と同程度という感じでしょうか。
写真は坂を下りた場所から撮影しています。写真の右側は崖で特に転落防止の対策はされていません。
山側にかろうじて待避場っぽいスペースがあるので、谷側で車を見かけたら待つ方が絶対幸せです。
夜にこの道を下るのは、運転に不慣れな方はハードルが高そうです。
坂を下りたところが受付棟です。
この施設は生協が運営していますが、組合員以外でも利用することができます。
入場料が組合員価格と非組合員価格に分かれているだけでキャンプ利用、駐車場料金は同じです。
私は非組合員ですので、入場料1,000円、キャンプ料金1,000円、駐車場料金300円x2日分の2,600円の支払いとなります。
ちなみに今年の6月から料金改定が予定され、時期により200円から400円程度の値上げとなります。
こちらのキャンプ場はオートキャンプ場ではありませんので駐車場に車を止め、荷物を台車等で搬入することとなります。
キャンプ場までの距離は選ぶサイトによりますが、平均で50m程度かと思います。
貸出用の荷車などがあります。利用料は無料です。
駐車場からキャンプ場までは若干の傾斜がありますので、荷物が多い人は少し大変かもしれません。
キャンプ場は一応芝サイトとなります。
私が今回したのは6番サイトですが、芝はハゲていて土は固め。プラペグだと大変かなという硬さです。
ただ石が埋もれていることはなく、ソリステだと問題なく刺さります。
サイト数は6で、No.1・2が一番奥で裏手が民家となります。
No.1サイトは杭が打たれていたので、使用中止かと思われます。
No.3・4がキャンプ場入口側となり、荷物の搬入が楽な反面、人通りが激しいとも言えます。
No.5.・6がキャンプ場中心にあり、細長の形状です。ランドロックが張れるかなというサイズ感ですが、ランドロックしか張れないサイズとも言えます。
今回、No.6を使用して、ムササビの両前を140cmのポールで上げて設営しましたが、片側の張り綱は実はNo.5へ越境しています。
もう一方はギリギリでしたので、そんなに幅は広くはありません。
サイト間の目隠しはなく、区画を明確にしているものも意識すればわかるという感じです。
繁忙期だとサイトの越境問題が勃発するするだろうなぁと思いました。
川沿いにある建屋はBBQ棟・炊事棟・休憩棟になっています。
炊事棟は珍しく人工大理石の炊事場で、お子さんでも使える高さと大人用の高さの炊事場があります。
休憩棟は木製ベンチ・テーブルがありましたが、ここに陣取られると6番サイトはかなり厳しいサイトになります。
この川向こうは奥多摩周遊道路へ通じる檜原街道となりますので、夕方まではバイクの走行音が結構聞こえます。
ただ奥多摩周遊道路は夜間が閉鎖されているので、道志みちのように深夜まで爆音マフラーの車が走り抜けるということは少ないかと思います。
駐車場奥の建物の下にあるのがトイレとシャワー室です。
この建物、キャンプ中に荒天となった時の避難小屋として使用するため、常時解放しているとのことです。
今まで行ったキャンプ場で避難小屋があるキャンプ場はなかったので、この辺が生協らしい運営だなぁと思います。
トイレは男女ともに1箇所。
女性用はわかりませんが、男性用は洋式便座1つのみ。
最近のキャンプ場の主流となりつつある温水洗浄便座ではありません。
こちらのキャンプ場のシャワー、24時間解放でキャンプ利用者は無料で使用できます。
今回利用しませんでしたが、備え付けの石鹸のみ使えるとのことです。
シャワー室は全部で4つあったかと思います。
ちなみに車で5分くらいの場所に瀬音の湯という温泉があります。
ゴミは全て持ち帰りというキャンプ場が増えていますが、こちらはビン・缶・ペットボトルが処分できます。
そしてありがたいのが生ゴミも場内処分ができます。
収穫体験用の畑があるので、肥やしにするようです。
ただしビニール袋に入れて処分することはできません。あくまでも生ゴミのみを入れることができます。
ピザ窯の横には炭・灰捨て場があります。
No.3・4サイト横を通り、受付棟近くまで焚火台を持って灰を処分するので気を使うかもしれません。
場内に収穫体験用の畑などがあるので、キャンプ利用者以外の人もキャンプ場に出入りすることがありました。
そこが気になる人は少々難ありかもしれません。
特に格安ではありませんが、シャワー無料・生ゴミの処分ができるのはありがたいキャンプ場です。
繁忙期はちょっと窮屈かなと思いますので、閑散期に再度行きたいと思います。