天気がいい日曜日。
昨日に引き続き、WILD-1の掘り出し物市へ懲りずに行き、シュラフカバーを買ってしまいました・・・。
そんな休日もあっという間に終わってしまいます。
さて、
山伏オートキャンプ場で導入した「マキコン」ですが、前回の
cazuキャンプ場で薪を気にせず使えたので、思い切り使ってみました。
山伏で使った時は、初めて使ったという満足感が強いだけで、ギアとしてはあまり強い印象がありませんでした。
cazuで改めて使ってみると・・・
「これ、すげーいいじゃん!」
snow peakのコンボダッチのポットで豚足煮込みを作るのに、マキコンを使いましたが煮込む料理に使うのには最適でした。
公称で長い煙突部分は10kg、ボディ(上蓋)部分で5kg、同時使用で13kgですので、snow peakの和鉄ダッチオーブン26での調理でもいけるかと思います。
火力は薪の燃焼が安定するまでに時間がかかり、調整もガスの方がもちろん簡単です。
山伏の時は、燃焼が安定する加減がなんとなく掴めず、お湯が沸くのに思いのほか時間がかかり、強い印象がなかったわけです。
薪を入れ過ぎずに燃焼させると、比較的早く、長く火力が安定しましたので、本当に使い勝手が良くなります。
焚きつけ用の薪(2・3cm程度の太さ)を3本をボディー、2本を長い煙突にいれ、短い煙突の根元にある横蓋を開け、バナーで火をつけました。
概ね30秒ほど炙ると、薪が燃えますので、あとは燃え具合によって、もう少し太い薪(10cm弱)を入れて、燃焼を継続させます。
あとは空気の流入を妨げない程度の薪を適宜焼べるだけです。
火力の調整は短い煙突側の横蓋なのかなと思います。できるだけ火力を強くしたい時は横蓋をせず、弱く安定させる時は横蓋を閉めました。
ボディーに薪を追加する時は、必然的に横蓋を開けますが、長い煙突や短い煙突に薪を入れる時に燃焼させる時に横蓋を開けた方が、早く燃焼していました。
薪に慣れている方からは、その使い方違う!とかご指摘があるかもしれませんが、間違っていたら教えてください。
体を温める使い方では、焚火台のように炎の揺らめきを楽しむことはほぼありません。(煙突から吹き出る炎くらいしょうか。)
焚火台ではどの方向に爆ぜるかは予想できませんが、マキコンは煙突からしか爆ぜません。
cazuで焚火台とマキコンの同時使用をしましたが、爆ぜる回数はマキコンの方が少なかったです。
短い煙突側に椅子を置き、暖を取れば、爆ぜた火の粉で上着や椅子に穴が開くリスクは低くなるような気がしました。
焚火台と比べ、マキコンは薪の量が少ないうえ、燃え残りや炭になっていることはなく完全燃焼して灰になっていました。
燃焼効率はかなり良いものと思います。
「マキコン、すげーよ」だけでは面白くないので、気になった点も・・・。
写真のとおり、地上高がかなり低いです。下が芝地だと焼けそうですね。庭でマキコン使って、ホームパーティー!は避けた方がいいかもしれません。
芝地で使う時は、下にブロック噛ませるなどの対策が必要かと思います。
焚火台とマキコン、薪を使うもので括るならば、どちらが良いのか。
薪で料理をし、暖を取るなら、「マキコン」。マキコンが上回る2条件の他、炎を眺めるなら「焚火台」に軍配が上がります。
BBQもしたい!なら焚火台でしょうかね。鉄板焼きで使うなら、ソロかデュオならマキコン。それ以上の人数なら焚火台か、そもそもBBQグリルを使うかです。
あと煙突部分で調理すると、煤で調理器具が汚れますので、スポンジをもう1個用意した方がいいかと思います。
ただ燃費(?)は焚火台よりも良かったので、これからの季節、薪で暖を取るなら、かなりお勧めできる一品ですよ。